Festa della Donna

 

3月8日Festa della Donna、国際女性デー、国立はあいにくの雨。
COVIDの騒動もあってなかなかお出かけをお願いするのも心苦しい感じですが、ストラーダ・ビアンカにご来店いただいた全員に、もれなくミモザのミニブーケをプレゼントしています。

 

Festa della Donnaや国際女性デーという名前はやや硬いので、大事な意味を抜きにしてミモザの日なんて呼ばれてしまうこともありますが、そこは忘れてはいけないところ。
20世紀の始まりに起こった女性の参政権運動から続く女性の様々な権利を賛える大切な日です。

2020年の今日となれば、女性の権利、男女平等はその当時に比べれば随分と進歩しているようにも見えますが、国際女性デーについてネットを見ていると、「この日は女性が育児や家事から解放される」というあいかわらずな解説などもあったりします。そもそも家事や育児は女性だけのものではないはずなのに、まだまだそうした男性目線の言葉や考え方が一般論として通用してしまうのも現代の状況でもあります。

 

一世紀以上たった今もなお、女性の置かれている立場には、様々問題も多く残されています。
男女平等という言葉は、とてもシンプルですが、実際のところ私達はまだ本当にそれが実現した世界を見たこともなく、そして本当の平等とはなにか、それを完璧に想像することも出来ていない、そんな気もします。
だからこそ、なんとなく平等、なんとなく不平等な曖昧さの中で、女性であること、そして男性であることを見つめ直す大切な日でもあると思っています。

 

ジェンダー論は時として男女の対立的な構図となりやすく、ギスギスした空気を生んでしまうこともありますが、そんな時こそ知性と理性を持って向き合うことが重要です。突き詰めて考えると本当に難しい問題でもありますが、そんな時こそミモザのような明るく優しい佇まいの花の存在が重要だと思うのです。

 

いつだって世界には問題が山のようにあります。それらに真摯に向き合いつつ、美しい花に心寄せることもできるのが人間の素晴らしいところです。
ミモザの黄色く輝くほわほわとした優しい姿、その向こうに女性たちの願いと希望が込められているとしたら、それをみんなで愛し尊ぶ。
世界中がCOVIDをの不安から、対立や差別生み出しているこんな日だからこそ、ミモザが春の到来を告げる花であるように、次の季節は明るい未来であるように願いたいと思います。

author:STRADA BIANCA, category:ストラーダ・ビアンカ 国立店, 12:21
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