素敵な小冊子、無料配布

 

素敵な小冊子、無料配布のお知らせ。

「私とイタリア料理」

著者は、国立市にあるイタリアンレストランの老舗「文流」の西村暢夫会長。

 

文流はイタリアの様々な書籍の紹介・販売から始まって、日本とイタリアの文化交流に大きな実績を残す会社です。

リストランテ文流も、本格的なイタリアンレストランの草分け的な、まさに老舗中の老舗として有名です。

そんな西村さんのイタリア料理を中心にした自伝のような一冊です。

 

この冊子を読むと、これほどまでにイタリアというヨーロッパの一国の料理が日本人にとって親しみ深いものになったその経緯に思いを馳せることができます。それはお互いの文化をリスペクトし合う姿勢を持つ多くの、そして様々な人々の協力によって、少しずつもたらされたものなのだと感じます。

 

外国に紹介された、外国人が作った日本の料理を見ると、ちょっと実際と違っていて、我々日本人から見ると時にはまがい物のように感じるように、どの国の料理も、他の国では何らかのアレンジを加えられたりすることがよくあります。

日本でもスパゲッティナポリタンは、戦後アメリカから輸入されてきたイタリア「風」料理で、それが独自の進化を遂げているなどの例もあります。

しかし現代の日本のイタリア料理事情は、その時代から大きく変わり、イタリア人からもイタリアの21番目の州と呼ばれるほどに、本格的なイタリア料理を出すお店がとても多いのです。そこにはリストランテ文流、そして西村さんが起こしたシエナ・イタリア料理学園(限ルッカ・イタリア料理学園)で学んだたくさんの日本人シェフの役割も大きく影響しているはずです。そのシエナ・イタリア料理学園創設のお話もこの小冊子に記されています。

ただ料理の仕方を学ぶだけでなく、イタリアの文化を学んで欲しい、料理とは文化である、そんな西村さんの情熱が、今の日本のイタリア料理事情を育んだともいえるのでしょう。

 

西村さんといえば、まだ日本にきちんとしたイタリア語辞典がなかった時代に、小学館からようやく発行された「伊和中辞典」編纂の中心的な人物でもあります。この辞典はその後イタリア語を学ぶすべての人々にとって欠かせない一冊となりました。

まだインターネットもスマホもない時代、私達もその辞典だけを頼りにイタリアに渡ったことを思い出します。

 

日本とイタリアの文化交流において、西村さん、そして文流の功績はとてつもなく大きなものです。その功績により、イタリアからは文化勲章、そして大騎士という称号まで授けられたほどです。

ところが実際に西村さんにお会いしても、偉ぶる気配など全く無く、どんな人にも気さくに接して、私達のような小さなお店も応援してくれる、本当に人間味溢れた優しい方です。

偶然の縁あって、同じ国立の地に店を構え、いまでは「くにたち・イタリア商店の会」として一緒に活動にご協力もいただいています。その会つながりで、当店でも西村さんの小冊子をお配りすることになりました。

こんな貴重な小冊子ですがお値段は無料です。

 

現代では様々に広がる日本とイタリアの文化交流、その起点のひとつ、文流・西村さんのイタリア料理にまつわる歴史を紐解いてください。

 

もちろんリストランテ文流でも配布中です。

author:STRADA BIANCA, category:ストラーダ・ビアンカ 国立店, 16:56
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