Giro d’Italia 2015明日から開幕!




画像はJsportのサイトより拝借。

http://www.jsports.co.jp/cycle/giro/



GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?

お天気がよく、行楽日和が続いたようで、春、そして初夏の陽気を楽しまれた方も多いと思います。

ストラーダ・ビアンカも国立店、渋谷Bunkamuraと慌ただしくも充実した時間を過ごしました。



5月は美しい季節。

これは日本もイタリアも同じです。

真夏の照りつける太陽の少し前、イタリアも緑の鮮やかな大地と、澄み切った青空が広がります。

そしてイタリアの5月といえば、なんといってもGiro d’Italia(ジロディタリア)。

自転車ロードレースでは世界三大ツールと呼ばれるビッグイベントのひとつです。



イタリア全土を舞台に、サイクリストたちが三週間の長きに渡り死闘を繰り広げます。

その苛酷さは、特に山岳を舞台にした登りのレースにおいては三大ツールの中でも最も厳しいものとなっています。

レース終盤に訪れるドロミテ山塊は、すでに二週間、毎日200km以上走り続けてきた選手の、心と足をへし折らんばかりの雄大さで立ちはだかります。

それでも歯を食いしばって、その坂を一番に駆け上がったものには、世界中から紛れも無い勝者としての賛辞が送られる。

今年もきっと、そんな感動のレース展開となることでしょう。



そんなサイクリストの必死の表情とは裏腹に、テレビ観戦する私たちの楽しみはイタリアの美しい景色だったりもします。

今年のコースはサンレモから出発してカンパーニア州のベネヴェントまで南下、その後北上して北イタリアの山々を抜けて三年ぶりのミラのゴールというコース。

第4ステージから第6ステージあたりではトスカーナ州を通過し、美しい丘陵地帯を堪能できそうです。



今年の出場選手は、毎年のこととはいえ、名だたる選手ほど7月に行われるツール・ド・フランスに照準を合わせて欠場する傾向が目立ち、ちょっと残念。

昨年ツール・ド・フランスを勝ったニバリが凱旋レースを展開してくれればと願っていたのですが、どうやらツール二連覇に向けて調整の模様。

日本人も新城幸也選手がチーム事情と怪我のための欠場。別府史之選手と、初出場の石原選手に期待がかかります。



最近ではすっかり人気スポーツとなったサイクルロードレース。

私達がイタリアで出逢った20年前には、その存在すら日本では多くの人々は知らなかったのが、今ではテレビで生中継されるまでになりました。

自転車ロードレースというスポーツの楽しさは、他の競技にはないゆったりとした、そしてとても濃いドラマ展開と、その中に散りばめられた駆け引きが繰り広げられる緊張感。

サッカーのように一瞬のうちに盛り上がり爆発するのではなく、選手の表情やチームの思惑、数々の伏線を濃密に味わえるところです。

今年も3週間、美しいイタリアの風景の中を走る3,800km以上の長く厳しい道の果てにどんなドラマが待っているのか、じっくりと手に汗握って見守りたいと思います。
author:, category:イタリアのこと, 15:46
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