富士見通り散歩
ちょっと前のことですが、久々に国立・富士見通りを散歩してみました。
ストラーダ・ビアンカは大学通りと旭通りのエリアに近いので、なかなか行く機会が少ないのですが、こちらも国立らしい楽しいお店がいっぱいあります。
国立の面白いところは、美味しいお店からこだわりのお店まで、たくさんの個性的なショップがあることなんですが、困ったことにそれらのお店は、ちょっとずつ離れていて、街のあちこちに点在しているところなんです。
下北沢などのようなある程度決まったエリアにそういうお店が集中しているのでもなく、吉祥寺のように、どこまで行ってもそんなお店ばかり、というのでもない。
そんなゆったりしたところも国立らしさのひとつなのですが、いろいろ味わうには、けっこう距離も歩くし、それなりに時間もかかってしまいます。
でも、だからこそ散歩の達人になっていただき、もうちょっと先へ、その小路に入って、と嗅覚を発揮していただけると、きっと楽しい出会いが待っているはずです。
という訳で今回は(も?)脱線と横道への連続です^^;

BottomLine ボトムライン国立

今回、富士見通りの散歩で一番の発見は、こちらのお店。
BottomLine ボトムライン
国立市 西2-12-21
写真に見える駿河屋の看板は以前ここが魚屋さんだった証。

名前、そして店の前に停められたちょっと昔のオートバイや自転車など、アメリカ西海岸の匂いがプンプン。
中に入ってみると、サーフボードがズラリ、そして西海岸のカルチャーを思わせる洋服や小物類、バイクやスケートボードなどが小さなお店にひしめいています。

現代ではスローライフという言葉のほうが通じやすい気もしますが、アメリカの西海岸ではアメリカならではのスローライフと自由を謳歌する文化が深く根付いています。
最近でもレトロなワーゲンバスを住まいとしているメジャーリーガーの話題がニュースで流れたりもしましたが、そんな突き抜けた明るさ、自由さは、やはり心ときめくものです。
(こちらにその記事がありました。 http://yadokari.net/minimal-life/25371/ )

お店のオーナーの朝隈さんもまさにそんなカルチャーを体現しているステキな方でした。
サーフボードのビルダーでもあり、日々夢のボードを追い求め、数多くのボードをシェイプしている中、今は日本製のヒノキを使ってサーフボードの原型ともいえるシェイプにたどり着いたとのこと。

BottomLine ボトムライン

それがこちらのALAIAというボード。
海のない国立でサーフボードを売るということ。そしていつかは自分で(できれば国立で)育てたヒノキでボードを作ってみたいなど、サーフインを愛してやまない、そしてそれ以上にサーフィンが見せてくれる世界を自分なりに追求していく姿に感動しました。
脱線ついでに、随分昔に読んだ「源にふれろ」(著k・ナン)という小説を思い出しましました。サーフィンを題材にしたミステリー仕立ての青春小説といってしまえばそれまですすが、そのタイトルの熱さが最後まで胸を焦がすようなとてもよい小説でした。
自ら削ったヒノキの木目を優しく愛でる朝隈さん、その姿は西海岸の文化が単なるファッションではなく、人生に深く根ざすカルチャーであることを、そして今もなお、自身の「源」を探す旅の途中なんだと思わせてくれます。

国立の面白いお店って雑貨屋さんや手作り作家のお店に集中して語られがちですが、こんなユニークなお店もあるのです。


ボトムラインの少し先まで足を伸ばせば、最近北口から引っ越しされたなかしましほさんの「FOOD MOOD」



佇まいが素敵なハミングフルーツさん、これからの季節はかき氷が絶品のミモザさんなど、富士見通りの奥には美味しいお店もいっぱいあります。



心がちょっと豊かに楽しくなれるような、道草が楽しい国立散歩、ぜひたくさんの方に楽しんでいただきたいと思います。
author:STRADA BIANCA, category:ご近所探検, 17:10
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chuff(シャフ)さんのプレオープン

 

chuff(シャフ)さんのプレオープンに行ってきました。

ストラーダ・ビアンカの並び、こもれび通りの西の端で可愛いエコバッグや雑貨を取り扱っていたchuffさんが、お店のあった建物が建て替えになるので、一本国立駅寄りの通りに移転しました。

こもれび通りから場所が変わってしまうのはちょっと寂しいけれど、移転といってもほんとにすぐ近くです。

なので看板犬のあずき店長にもこれまでどおり会えるのが嬉しいです。



 

新しくなったchuffさんは、なんとカフェです。

通りから一段上がった中二階は、国立らしい清楚さと、NYのデリカテッセンのような明るいカフェ空間になっていました。

カウンターにはRANCILIOの本格的なエスプレッソマシーンも。



 

もちろん今までどおりのエコバッグなど可愛い雑貨の販売も行っています。



 

ランチはデリランチとのこと。

国立の有名店、柿屋ベーグルのベーグルや、葉々屋の紅茶なども楽しめるみたい。



 

今日のランチはこのプレート。

おいしかった〜!



 

サラダは濃厚なお味でしたよ。



 

お水はセルフで、おしゃれなウォータージャグから。

レモンの風味が爽やかです。



 

まだカフェ新米のあずき店長は、お客さんがランチを食べてると、ぐっと身を乗り出してお客さんを見つめちゃいます。

これがもう可愛くて可愛くて、ついつい一口あげたくなってしまいます^^;

でも食事が終わると、やっぱり^^



 

本オープンは6/19(金)だそうです。

国立に新しく生まれた素敵なカフェ。

これからが楽しみですね!

author:STRADA BIANCA, category:ご近所探検, 20:22
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国立に新しいアートギャラリー STUDIO SORI
国立はアートの街ともいわれるほどに、画廊やギャラリーが多く存在しています。

そんな中、こもれび通りにある新進気鋭のギャラリー「STUDIO SORI」さんで、ユニークな展示が始まっています。



「廻航」STUDIO SORI



「廻航」STUDIO SORI



「廻航」ー8人の作家による写真展ー



2014年9月13日(土)〜9月21日(日)

「名瀑跡」 萩原朔美



2014年10年11日(土)〜10月19日(日)

「TOKYO SPIRITUAL」 鈴木信彦



2014年11月22日(土)〜11月30日(日)

「vicissitudes」 平竜二



2014年12月20日(土)〜12月28日(日)

「蛞蝓草紙」 安掛正仁



2015年1月24日(土)〜2月1日(日)

「のすり」 佐久間元



2015年2月7日(土)〜2月15日(日)

「胎内潜り」 小谷野真有



2015年3年14日(土)〜3月22日(日)

「COLD SUN」 水谷幹治



2015年4年25日(土)〜5月3日(日)

「Hotel's Window」 勝又公仁彦



「廻航」(かいこう)と題された、半年以上に渡る8人の作家による写真展という企画です。

ベテランから新人まで様々なスタイルのフォトグラファーが、現代の写真アートの世界を、それぞれの表現で展開していく予定。

これは楽しみですね。

最近の国立ではちょっと珍しいエッジの効いた展覧会です。

STUDIO SORIさんの今後にご注目下さい!



第一回の萩原朔美展は9月21日(日)までですので、お急ぎ下さい。



場所は、こもれび通り、ストラーダ・ビアンカの並びにある国立パールハイツ第1 - 203号室です。

もちろん入場料は無料ですよ!



スタジオ・ソリ



STUDIO SORI

http://studiosori999.la.coocan.jp/index.html
author:, category:ご近所探検, 16:35
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こもれび通り・Gonzoo治療院に行ってきました
Gonzoo治療院kunitachi



こもれび通りの真ん中、パールハイツ。

チョット不思議なスクワットをするおじいさんがトレードマークのGonzoo治療院kunitachi。

整体?マッサージ?治療院という名からは、医療系なのかな?などと想像めぐらしてしまいます。

あまり普段から体のケアを気にとめてないので、こういう施設を利用することもほとんどなかったのですが、こもれび通りのご近所づきあいの縁から、治療?を受けに行ってきました。



Gonzoo治療院kunitachi

スタッフは2名、右側がGonzooさんこと松尾谷さん



こういった業界に詳しくはないのですが、Gonzooさんのもっとも特徴的なところはただの整体師ではなく、アスレティックトレーナーであるという点なのかな思います。

なんと現在はサッカー日本代表のアンダー19の専属トレーナーとしても活躍中なのです。

A代表はワールドカップでは残念な結果になってしまいましたが、きっと4年後にはGonzooさんの力で活躍してくれる選手が登場してくれることでしょう。



さて、そんなGonzooさんの治療・施術には大きく3つの流れがあります。

一つ目は最新のスポーツ医学を活かした「正確なカラダの評価」

まず最初に、いくつもの姿勢で写真を何枚も撮影し、それを元に骨格がどうなっているのか、その理由として筋肉などの仕組みを正確に分析し、それを丁寧に説明してくれます。

いきなりベッドに寝かされて、マッサージをするのとはこの点が大きく違います。

その説明も、聞いてみると、なるほど〜と思いつくことばかり、見る人が見ると、こんなにも体のことってすぐに分かっちゃうんですね。



写真を見ながら、次は体の各部位を動かいたり、触ったり、時には少し力をかけてみたりと、いろいろな方法で、実際の骨格や筋肉のバランスを測定。

何をしてるのかな〜?と思っていましたが、専門家の手や指先で、自分のカラダの情報が次々に記録されていきます。

この記録や情報を元に、これから全ての治療が行われるという入念さ。

まさにオーダーメイドの治療です。



Gonzoo治療院kunitachi



そして次は、その骨格や筋肉によって動きづらくなってる部分や、痛みのある部位、それらの原因になっている様々な体の構造を、優しい説明とともに治療します。

治療にはいくつもの方法があるようで、マッサージなどのもみほぐしから、ストレッチ、そして鍼灸をつかった治療まで問題にあった治療が受けられます。

これがまた、気持ちいいんです。

今回は主にほぐしとストレッチだったのですが、体を動かしながら、ぐい〜っと曲げらたり、伸ばされたりする度に「あ〜ここが突っ張ってたのね」「そうそう、そこを伸ばしたかったのよ〜」といった体の嬉しい声を聞くことになります。

こうした体の声はわかっていても一人ではどうすることも出来ないもの。

ついついそのまま、何気なく日々を送ってしまいがちですが、こうして専門家の手によって、知らず知らずに抱えていた体の不調を明らかにして、その機能を蘇らせたり、高めたりすることができるっていうのは素晴らしい体験です。



施術中も、つねにやさしく声掛けをして頂いて、体に無理な負担がかかっていないか確認してもらえるので、不安もなく、本当にリラックスして体をまかせられます。

一つひとつの動作が、単に医療的なマニュアルに沿った動かし方ではなく、その人の体に沿った動かし方なので、ただマッサージをされているとか、ストレッチをされているというより、「自分のカラダ」を直しているという感じがはっきりとわかります。

以前、他のお客様にも聞いたのですが、いわゆる「もみ返し」が全く無いというのは、こうした一人ひとりの体の構造を理解した上での施術であるということが大きな理由なんだろうなと思いました。



最後にエクササイズとして、数種類のストレッチ。

これはヨガのように自分で行うもの。

まずはお手本を見せていて頂いて、どこに気をつけるかなどのアドバイスと共に、やってみます。

いわゆる体操の一種ではありますが、現在の体のバランスで何をやるといいのか、という視点で選ばれたストレッチなので、これがまた気持ちいのです。

そしてこれらのストレッチは、もちろん自宅でもできるので、継続的に行うことも出来ます。

ただ、治療院で温めて痛みが安らいだり、モミモミして楽なった〜というだけではなく、こうして体の機能を回復させながら、さらに高めていくことでより末永く健康的になりましょう、というのがGonzooさんのポリシーでもあります。



う〜ん、これはいい!

個人的には、東洋医学やヨガのような、どこかスピリチュアルな神秘のベールに包まれることなく、丁寧に筋肉や骨格の構造の説明を受けながら、どこをどうすれば改善できるのかがはっきりわかるところが大満足。

なんとなく、そうだろうな〜と思っていたことの原因や理由がわかって、身も心もすっきりします。

これはオススメできますね!



今回は特にひどい痛みや悩みがあっていったわけではないのですが、もしそういう問題があれば、その原因を的確に洗いだして、複雑につながった体の構造の秘密を解き明かし、改善することもGonzooさんの得意とするところ。

そんな体の悩みがある方は、ぜひGonzoo治療院に行って、ズバリ問題を解決してみるといいと思いますよ!



Gonzoo治療院kunitachiのホームページはこちらです。

http://gratefulbody.jp/
author:, category:ご近所探検, 13:21
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藤井智佳子作品展行って来ました
藤井智佳子作品展

会期中にレポートしたかったのですが、遅くなってしまいました^^;

糸へんのものづくり、藤井さんの作品展に行って来ました。



和風の蔵のような味わいのある空間に、藤井さんの丁寧な手仕事の作品がたくさん並べられていました。

落ち着いた藤井さんの布仕事にマッチした素敵な空間になっていました。



藤井智佳子作品展



こちらはDMにもなっていた縄文をイメージした作品。

かねてからブログで縄文ラブを拝見していましたが、藤井さんの手にかかるとこうなるのですね。

縄文のプリミティブな感覚と、手仕事ならではの手触り感、素材感のある表現はなんともアーティスティックな作品に仕上がっていました。

時を隔てた感性の響きあい、そんな見事な作品でした。



藤井智佳子作品展



嬉しくなってしまったのは、こちらの作品。

前合わせのボタンに使われていたのは、吉川裕子さんの陶器のボタン。

ストラーダビアンカを経由してのこんなコラボレーションが、ここで実現するとは!

二人の作りての作品がこうして結びつくのを見る事ができたのはほんとうに嬉しいことでした。



藤井智佳子作品展



会場には、東北大震災で津波被害を受けた呉服屋さんの生地を使った作品も展示されていました。

津波ですっかりダメージを受けた布地を様々な人が、50センチ四方の布作品に作り変えています。

元になった呉服の生地、そこに新たに作り手の個性が加わり、震災、石巻、東北への思い、さまざまな想いの込められた布作品はとても見応えのあるものでした。



藤井智佳子作品展@無門庵ギャラリー



会場となった無門庵。

戦前から旅館として営まれ、現在は料亭となっている由緒ある場所。

実は、この企画で初めて知ったのですが、この地域にこんな素敵な場所があったとはびっくり。

多摩の歴史の奥深さを感じるスポットでした。
author:, category:ご近所探検, 11:30
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国立でトスカーナ料理を アルトパッシオ
国立 アルトパッシオ



昨日は開店して二度目の定休日。

やっぱり、お店にいる時間が長くなると、思うように出かけることも出来ないものですね。

ということで、ようやくあちこちご挨拶回りをしたりで飛び回っていました。



そんな中、お昼はご近所のイタリア料理店「Altopassio」アルトパッシオさんのランチをいただきました。

国立はイタリア料理のレストランが結構たくさんあるのですが、アルトパッシオさんのメニューはかなり本格的なトスカーナ料理です。

オリーブ工房のあるリボルノの名物料理カッチュッコといわれる魚介の煮込み料理から、イノシシやウサギといったジビエを使ったトスカーナ独特のメニューまであったり、なんとパンもあの塩気のないトスカーナパンがあるんです。サルシッチャも自家製だったり、手打ちパスタもいろいろ。メニューにはありませんでしたがピチも作ったりするみたい。

これはもう、ちょっとトスカーナ料理のことを知ってる人にはたまらないお店です。



イタリア料理店「Altopassio」



イタリア料理はその地方独特のメニューを大切にするので、カッチュッコはトスカーナでもリボルノでしか食べられないものです。メニューを見るとホントにトスカーナ各地の名物がいっぱい。

イタリア料理なんてこんなもの、というなんでもありのメニュー構成が多い日本のイタリア料理店が多い中、こういう地方にこだわったメニューはホントに珍しいのです。

イタリアではどのリストランテやトラットリアも、その地域に根ざしたメニューをメインに、それをどう作るかが一番大切にされます。それがお店のコンセプトであって、ファミレス的な何でも有りのお店は観光客向けのお店で、地元の人はまず行きません。



ランチはパスタランチでサラダとパスタにドリンク付きで1,300円。そして焼きたてのフォカッチャが食べ放題です。

気軽でカジュアルに楽しめる店内の雰囲気は、まさにトスカーナのトラットリア。

なんだかこんな近所でトスカーナつながりのお店があることに感激です。

ぜひ国立にお越しの際は、トスカーナ料理もお楽しみください。



アルトパッシオさんのブログ

ぐるなび アルトパッシオ
author:, category:ご近所探検, 15:40
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ご近所探検 フードムードさん ごはんのようなおやつのお店
国立 フードムード



最近すっかりマイブームな、なかしましほさんのお店です。

器で遊ぶで作ったスマイルクッキーを始め、とても沢山の種類のお菓子の本を出しているなかしまさんですが、このお店で売っているのは、そのごく一部です。

そしてなんと、そのほとんどがお昼くらいまでにはほぼ売り切れてしまうので、なかなか買うのは難しいという人気ぶり。

場所も少し駅から離れたところになりますが、すっきりした佇まいで、かわいい看板が目印です。



国立 フードムード



なかしまさんのお菓子は、バターや生クリームをたっぷり使ったゴージャスなお菓子と違って、とっても素朴で味わい深いもの。

その深い味わいは「ごはんのようなおやつ」というとおり、毎日食べても飽きない、滋味に溢れています。

バターや生クリームを使ってないのに、ちゃんとコクもあるし、お菓子としての存在感というかシッカリ感があって、「あぁ、これで充分なんだ」という清々しさもあります。

パティシエさんがまるで芸術作品のように、高度なテクニックを駆使して作った華やかなお菓子はもちろん素敵なごちそうですが、なかしまさんのお菓子は、もっと毎日の暮らしの中にそっとあって欲しいと思えるやさしいお菓子なんです。



最近ではツイッターで糸井重里さんの「ほぼ日」でおやつ作りの連載も始まり、連日なかしまさんのフォロワーさんの作ったお菓子HPにが並んでいます。

なかしまさんがつぶやいた短いレシピをみんなで作るのですが、レシピはツイッターのつぶやきなので、とても簡単なもの。

これをフォローワーさんが、アタマをひねりながら、それぞれのお菓子にしていきます。

現在はなんと「おだんご」!それも白玉粉と木綿豆腐で作ります。

我が家も今度これに挑戦する予定。



国立 フードムード



なかしまさんのお菓子は、誰でも作れて、そしておいしい。

お菓子を食べるということでちょっと頭をよぎるカロリーとか、無駄な贅沢感とか、そういうものがなくて、毎日作って食べたくなる、その心地よさ、自分の暮らしの中に置いておきたいと思える優しさが魅力なのかな。

フドームードさんのお店に行くのも楽しいけど、やっぱり一番の楽しさは、なかしまさんのレシピを見ながら、自分でもできるやり方で作ったお菓子を、家族と一緒に楽しむことなのかなとも思います。



フードムードさんは毎日お店を開けていないようなので、いかれる方は、まずHPをチェックしてみるといいですね。

HPはこちらです。



「ほぼ日」の連載「ちいさなレシピを1ダース」はこちらです。
author:, category:ご近所探検, 14:08
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ご近所探検 tree noteさん <オーダー家具・古道具>
tree note



ちょっと久しぶりのご近所探検です。

こちらも我が家から徒歩圏内の、やっぱり住宅地域の中に佇むお店。

オリジナルの家具と小物、古道具を販売しているお店です。

家具のテイストも、細部にこだわりのあるすっきりしたデザイン。

どちらかというとエッジのきいたシャープな印象のものが多いように感じます。

テーブルやチェアなどをはじめ、様々な家具をオーダー、セミオーダーでお願いできるようです。



そんなデザインテイストをそのままに、まさにモデルルームとなっているのが店内。

とてもおしゃれな空間です。



tree note



テーブルやチェストなど、大きな家具は暮らしの様々なサイズにぴったりはまることって大事ですよね。

そうやって自分の生活に収まったモノたちは、きっと長く日々の暮らしを楽しいものにしてくれることでしょう。



tree note



そのすっきりとした家具の中に置かれた古道具たち。

こちらもオーナーのセレクトになる商品、そんな掘り出し物を探す楽しみもあります。



そんなtree noteさんからイベントの案内がありましたので、ご紹介します。



【tree note original works 2012】

5月26日(土)〜6月3日(日) 11時〜19時

いろいろな家具から照明器具まで、確かな手仕事とデザインクオリティーを楽しむことができそうです。



tree noteさんのHPはこちら!



また、お店の一角を占めているこのコーナー

実はここがお気に入り!



くらりか



オーナーの奥様が展開しているペーパークラフト「くらりか」さん

カードを切り取って組み立てると、からくり仕掛けの小物たちが出来上がります。

可愛らしい動物や虫たちがモチーフになっているものが多く、ハリネズミのものもあります。

もちろん我が家もハリネズミくんを一個購入。ただ買ってはみたのですが、実はまだ作っていません。

難易度はバリエーションの中でもちょっと高めということでしたので、いつの日かじっくり腰を落ち着けて作ってみようと思っています。

モチーフも色使いも楽しくて、雑貨好きにはちょっとたまらないアイテムがいっぱいですよ。



くらりかさんのHPも要チェックです!
author:, category:ご近所探検, 19:23
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ご近所探検 つくし文具店さん <デザイン文具・雑貨>
つくし文具店



ご近所という意味では、あまりにご近所。

自宅から歩いて3分という近さです。

いまやデザイン文具の世界では、ファンも多いと思うし、いろんなメディアでも紹介されているのをみかけます。



そんなつくし文具店ですが、現在のお店は2代目店主による新しいお店。

実はその昔、ここにはもっと普通の?街の文具店があったのです。

私達との繋がりは、その先代店主、現店主のお母様が通っていた油絵教室でした。

ストラーダビアンカのHP担当が講師をしているその教室の縁で、ご近所付き合いが始まりました。



つくし文具店



とても小さな空間に、文具をキーワードに、様々なデザイン製品がきれいに整列してる店内。

ここは、物を売るお店という役割だけではなく、グラフィック、クラフト、プロダクト、様々なモノにたいしてデザインという目を通して世界を広げる空間です。

そして作る人、使う人、さらに地域を繋げていく空間でもあります。

面白いのは、このお店を切り盛りしているのは、毎日変わる「日直さん」です。

学生さんもいれば、主婦もいる、でもみんなお金のためではなく、この空間に集まる人の繋がりから生まれた役割です。



現店主の萩原さんに、「9坪の家」という著作があります。

出版時にはかなり話題にもなりましたし、いまでもとても人気がある、素敵な本です。

実はこの本が出版された当時、私達も自分たちの家を建てたいと、いろいろ試行錯誤をしていた時期でした。

建坪が三間X三間、たったの9坪しかない家。

でもそれが、どれほど豊かなものか、読んだ人の多くは、眼から鱗が落ちる思いだったでしょう。

私達もその一人でした。

なにより、萩原さんとその家族が、家を建てるということで様々な経験をしていく過程が楽しく、

家族が暮らすために、家を建てる、その意味を考えるうえで、これほど素晴らしい本はないと思います。



つくし文具店



つくし文具店にならぶ商品は、どれも着飾った出で立ちではありません。

ただ、シンプルという表現も、しっくりこない気がします。

そぎ落とされたという意味のシンプルさではなく、そのモノが必要な要素を充分に吟味した結果の美しさを備えています。

9坪ハウスがそうでしたように、ここにああるものは、研ぎ澄まされたモダニズムやデザインが、ともすると人の手の温もりを感じられないものになりがちなのに対し、

あくまでもそこに作り手の、そして使う人の気配を漂わせています。

そんなモノたちを眺めていると、どれもユーモラスに微笑みかけてきます。

それは、作り手が想いを込めて作ったひとつひとつのものたちが、ただデザインという試みのためではなく、もっと柔らかい時間と空間、そして関係を含んでいるからなのかなと思ったりもします。



住宅地というには、あまりに暮らしの中にどっぷりな環境。

でも、不思議な魅力で、全国から人が集う場所。

そんなつくし文具店さんのHPは、こちらです。



萩原 修 著

「9坪の家」

絶版なのかな?アマゾンのリンクはこちらです。
author:, category:ご近所探検, 17:04
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ご近所探検 国立 BAL OASIさん <イタリアンバール>
国立 バル・オアジ





たぶん国立マニアにとってもかなり死角ともいえそうな場所。


これはもう隠れ家的とかではなく、れっきとした隠れ家!(失礼!)


でもその名の通り、ここは小さなオアシス。





住宅街の奥深く、国立駅からも歩いて15分は有にかかる場所に、この小さなオアシスはひっそりとあります。


小さなお店ですが、ボローニャで修行された、キビキビとした素敵な女性店主様が、毎日のご褒美をお料理してます。


バルなので、食事メインではないですが、ちょっとビールやワイン、できるならグラッパや自家製リモンチェッロも。


そんな一杯と一緒に、丁寧に作られたイタリアテイストたっぷりなメニューが待っています。





国立 バル・オアジ





いわゆるカフェではなくバールですが、お酒だけじゃなく、エスプレッソ、カプチーノももちろん楽しめます。


小さなカウンターだけのお店ですが、その分気さくな店主さんの笑顔も近くに、楽しい時間が過ごせるのはまちがいなしです。


なぜか行く度に元気をもらえる、そしていろいろな刺激も頂いて、なんだかすごく得した気分になってしまう。


そんなお店です。





先日お伺いした時も、偶然同席されたお客様を囲んで、当店のまな板やワインスタンドを見ながら、とても楽しいひとときを過ごさせて頂きました。


ワインスタンドは贈り物にもぴったりだねといわれ、ああそうなのか〜と目から鱗が落ちるような意見も。


こういうひとときから、いろんなアイデアが生まれるのってほんとうに楽しいことです。





そしてうれしいことに、こちらのお店で当店の穴あきまな板が使われることになりました!


これからどんなお料理がその上に乗って使われていくのか、とっても楽しみです。


たくさんのお客様の笑顔のひとときにお役に立てたらいいなと願っています。





国立 バル・オアジ





店内の装飾もシンプルでいて、こだわりのつくり。


銅でできたダクトがひときわ目を引きます。


いつも夕飯の前の微妙なタイミングで行くことが多くて、なかなか美味しそうなメニューを味わう機会がないのですが、今度は是非お腹をすかせていきたいなと思ってます。





バル・オアジさんのBlogはこちらです
author:, category:ご近所探検, 13:27
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